***農山村地域組織形成小委員会***


農村計画委員会 春季学術研究会2013
『農山漁村を動かす人々、地域組織のこれから』

主旨:
 平成の市町村合併を契機に行政のスリム化傾向が続く中、旧町村単位での行政によるきめ細かい
公共サービスをおこなうことは難しい状況になりつつある。さらに、少子高齢化が進む過疎農山漁
村地域における集落経営は、存続や活性化のための様々な課題を抱えている。
 一方で、全国各地の農山漁村地域では、地域住民主体の新たな組織が、本来は必要不可欠となる
きめ細かい公共サービスニーズの請負や、各集落と行政(広域化した自治体等)等の外部組織との
中間調整機能を担う等、「新たな公」あるいは「小さな役場」的役割を担い活動を始めている。
 本研究会では、農山漁村を運営していく住民主体の地域組織に焦点を当て、全国の様々な事例に
ついて参加者と共にセッションし、形成と展開のゆくえをたどっていく。

日 時:2013年7月15日(月・祝)14:00--17:00
場 所:建築会館308会議室
     108-8414 東京都港区芝5-26-20
     http://www.aij.or.jp/jpn/guide/map.htm
参加費:会員1000円、学生500円、会員外1500円

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挨拶 岡田 知子(農村計画委員会委員長/西日本工大)
司会・主題解説 斎尾 直子(農山村地域組織形成小委員会主査/東工大)
副司会・記録:山口 忠志(農山村地域組織形成小委員会幹事/NPO法人 TEAM・田援)

話題提供:
1)熊野 稔(徳山工専)
「農山漁村を運営していく様々な地域組織、その意義と課題」
2)茅原 裕昭(都市農山漁村交流活性化機構)
「農山漁村の地域組織づくり、手法と展開」
3)臂 徹(一社・おらが大槌夢広場・事務局長)
「復興まちづくりを担う組織の形成プロセスと活動展開・発展形態」

【 ポスターセッション - 全国の地域組織 多様な活動展開とこれから- 】質疑・討論・意見交換 -

まとめ 三橋 伸夫(宇都宮大学)
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設置目的

少子高齢化時代における農山村地域をフィールドとし、住民主体の地域組織を研究対象としつつ、
地域経営計画の観点から持続的な農山村居住環境のあり方を提案する。

研究・活動キーワードは以下の通り。
・地域組織、NPO、パートナーシップ
・農山村居住(環境、文化、コミュニティ)の持続性
・集落経営・地域経営計画、コミュニティディベロプメント
・グリーンツーリズム、空間資源管理と活用

委員構成

主査:斎尾直子(筑波大学)
幹事:
山口 忠志(潟~カミ)
委員:
内田文雄(山口大学)
   大和田 清隆((財)都市防災研究所)
   熊野 稔(徳山工業高等専門学校)
   栗原伸治(日本大学)

   斎藤雪彦(千葉大学)
   篠部 裕(呉工業高等専門学校)
   菅原 麻衣子(東京工業大学)
   田代久美(宮城大学)
   三橋伸夫(宇都宮大学)
   森川 稔(滋賀県立大学)
   山崎 寿一(神戸大学)
   山崎義人(兵庫県立大学)
   山下仁((独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所)



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